料理が怖かった、あの頃の私

料理は、怒られるものでした。

子どもの頃。
「じゃがいも剥いておいて」と言われ、
一生懸命やっても「遅い」「分厚い」と母に叱られる日々。

料理が好きになる前に、怖くなってしまったんです。
「私には向いていない」と思っていました。

怒られない場所が、私をプロに変えた

そんな私が、居酒屋のバイトで「怒られない場所」に出会いました。
「大丈夫、やってみて」
店長にそう言われ、初めて料理が「才能」ではなく「練習すれば育つもの」だと知りました。

「もっと深く、料理を仕事にしたい」
そう決心して飛び込んだプロの世界。
でも、そこは優しいだけではありませんでした。

根拠があるから、自信が生まれる

高校時代の柔道部での無茶な減量で体を壊した経験、
そして怪我が絶えなかったレストランでの現場時代。

「ただ作るだけじゃダメだ、命や健康を預かっているんだ」
その責任感から、私は「なんとなく」を卒業するために、40歳を過ぎてから栄養士の学校へ通い直しました。

  • 栄養学: 鉄分はビタミンCと摂ると効率が良い。
  • 調理科学: 包丁を「引いて」切るのには、物理的な理由がある。

「知らなかっただけ」で、料理はもっと優しくなります。
栄養士として、「失敗しないための根拠」を、誰よりも優しくお伝えします。

1年で「一生モノの自炊力」を。2つのステージで学ぶカリキュラム

まずは半年間で、料理の「なぜ?」を解決し、台所でのストレスをゼロにする【Stage 1】からスタートします。

Stage 1:基本のキを「一生モノの技術」に変える6ヶ月

4月〜9月は、包丁の基本的な動かし方から、肉・魚の完璧な火入れ、栄養士が教える効率的な段取りをマスターします。

献立内容習得するプロの技術・エビデンス
4月青魚の西京焼き
けんちん汁、きんぴら
【包丁の物理学】 疲れない持ち方と細胞を潰さない「引き切り」。魚の臭みを元から絶つ下処理。
5月ポークソテー
大根1/2本使い切り、お浸し
【部位の目利き】 葉に近い方を煮物にする理由。黄金比の合わせ出汁と、肉を固くしない火加減。
6月鮭のムニエル
鶏ハムボウル、オニオンスープ
【保水の科学】 鶏ハムを驚くほどしっとりさせるブライニング理論。玉ねぎの甘みを出すスライスの技術。
7月鶏もも肉のパリパリ焼き
ラタトゥイユ、ピクルス
【旨味の循環】 鶏の脂で焼くヤングコーン。野菜の細胞を壊さず甘みを最大化する「炒める順番」の法則。
8月豚の生姜焼き
オクラ胡麻和え、コールスロー
【ストレスフリー調理】 アルミホイルでおろし金の掃除をゼロに。ひじきのヒ素対策など「食の安全」のエビデンス。
9月カツオの竜田揚げ
ミネストローネ、ミョウガ甘酢
【Stage 1 集大成】 揚げ物の温度管理と粉をまぶすタイミング。野菜のサイズを揃える「精密な角切り」。

Stage 2:素材の扱いを極め、家庭料理を「一生の財産」にする6ヶ月

Stage 1で土台を固めた後は、いよいよ「これさえ作れれば一生困らない」という定番料理をプロ級に引き上げるステップへ。
素材ごとの深い扱いを知ることで、料理の腕を確かなものにします。

【Stage 2で習得する「一生モノ」の技術例】

  • 「みじん切り」と肉の火入れを極める: ハンバーグやロールキャベツ。丁寧なみじん切りで食感を変え、肉汁を逃さない完璧な火入れを習得します。
  • 魚介の「臭み」と「下処理」をマスター: サバの味噌煮などの気になる臭みの消し方、イカを一杯さばいて作るつみれ汁、海老の食感を活かす2種類の下処理(エビチリ・エビフライ)など。
  • 「卵」と「火加減」のコントロール: 家庭料理の難関、だし巻き卵やオムレツ。卵の凝固温度を理解し、失敗しない「火の通し方」を学びます。
  • じっくり味を深める「煮込み」: ビーフシチューなど、手間をかけたような奥深い味を、栄養士の視点から効率よく、かつ本格的に仕上げるコツを学びます。

※Stage 1を修了された方、または同等のスキルをお持ちの方が対象です。
※現在、最高の内容をお届けするためにメニューを最終調整中です。お楽しみに!

よくあるご質問(Q&A)

Q. 本当に料理が苦手(初心者)ですが、ついていけますか?

A. 大丈夫です、大歓迎です。

私自身、かつては料理に苦手意識があり、「怒られるのが怖い」と思っていた一人です。当教室は少人数制で、包丁の持ち方からゆっくり進めます。分からないことをそのままにせず、その場で解決できる環境ですので、安心して一歩を踏み出してください。

Q. 栄養士さんと聞くと、献立がストイック(厳しい)なイメージがあります。

A. 全くそんなことはありません!

「毎日の食事を完璧にすること」よりも、「なぜこの調理法がいいのか」「どう選べば体に良いか」という、一生使える知識を身につけることを目的としています。スーパーで買える身近な食材を使い、家庭で再現しやすいメニューばかりです。

Q. レッスンのお休みや振替はどうなりますか?

A. 「動画レッスン」で、ご自宅でもしっかり学べるサポートをご用意しています。

急な体調不良やご予定でお越しになれない場合も、どうぞご安心ください。
当日のレッスンのポイントを解説した動画とPDFのレシピをお届けします。ご自宅で好きな時間に、動画を見ながら自分のペースでお料理を再現していただけます。また、動画を見ていて分からなかった点は、後日LINE等でいつでもご質問いただけます。

Q. 単発参加について
  全6回のコースではなく、1回だけの単発参加はできますか?

A. はい、お席に空きがある場合に限り、単発でのご参加も可能です。

基本的には6ヶ月で基礎を固めるコースを優先しておりますが、「特定のメニューを学びたい」「教室の雰囲気を一度見てみたい」という方向けに単発枠もご用意しています。空き状況については[お問い合わせフォーム/LINE]よりお気軽にお尋ねください。

レッスン概要・お申し込み

項目内容
コース名一生モノの自炊力が身につく「基本のキ」コース(Stage 1)
期間全6回(4月〜9月 / 月1回)
定員各回 最大3名(少人数制)
場所豊島区
受講料【継続コース】48,000円(全6回分 / 税込)
【単発参加】 8,500円(1回分 / 税込)

※単発参加は、お席に空きがある場合のみ承ります。
※材料費・レシピ代・復習用動画レッスン すべて込み
持ち物エプロン、ハンドタオル、筆記用具、お持ち帰り用の容器、保冷剤

知りたい事は? 例)豚肉 中性脂肪