野菜を食べてるのに不調?35歳からの栄養吸収の新常識

ちゃんと野菜を食べているのに、なぜか肌が乾燥する。
疲れやすい。なんとなく不調が続く。

「私、ちゃんと気をつけているのに…」

もしそう感じているなら、原因は“栄養不足”ではなく“吸収不足”かもしれません。

実は、食べていることと、体に吸収できていることは別の話。
今日はその中でも、とても大切な「脂溶性栄養素」についてお話しします。

野菜を食べているのに足りない理由

「ちゃんと野菜は食べています」

これは本当によく聞きます。
サラダ、蒸し野菜、おひたし。とても素敵な習慣です。

でも実は、“食べている”と“吸収できている”は別問題なんです。

栄養素には、水に溶けやすいものと、油に溶けやすいものがあります。
その中で、油と一緒でないと吸収されにくい栄養素を「脂溶性栄養素」といいます。

代表的なのは、ビタミンA・D・E・K。

ビタミンAは肌や粘膜を守る働き。
ビタミンDは骨や免疫に関わります。
ビタミンEは抗酸化作用。
ビタミンKは血液や骨の健康に。

どれも、35歳を過ぎた頃から特に大切になってくる栄養素です。

脂溶性ビタミンは“油のバス”で運ばれる

ほうれん草のおひたし。
ノンオイルでさっぱり。ヘルシーで素敵。

でも実は、ほうれん草に含まれるビタミンAは、油がないと吸収率がぐんと下がります

例えるなら、油は「送迎バス」。

脂溶性栄養素は、自分では目的地(体の中)まで行けない子ども。
油というバスに乗って、やっと体内へ届けられます。

なのに、
「油は太るからカット!」

これは、バスを出発前に廃止している状態なんです。

油そのものが悪いわけではありません。
問題は、必要な場面でもゼロにしてしまうこと。

油を足すべきとき・足さなくていいとき

毎回わざわざ油を足さなきゃいけない、という話ではありません。

  • 野菜炒め
  • お肉料理
  • 揚げ物
  • ツナやサバなど脂のある魚料理

こうした料理と一緒に食べているなら、その脂質がちゃんと“バス役”をしてくれます。

お肉の脂も、魚の脂も、ちゃんと意味があるんです。

問題なのは、

  • サラダ単品
  • 蒸し野菜だけ
  • 油ゼロを徹底している食事

こんなとき。

  • ごま油を数滴たらす
  • オリーブオイルで軽く和える
  • ナッツをトッピングする

これだけで、吸収率はぐっと変わります。

ほんの少しの工夫で、同じ野菜が「ちゃんと届く栄養」に変わるのです。

油は敵ではなく、味方にするもの

35歳を過ぎる頃から、

  • 肌の乾燥
  • 疲れやすさ
  • ホルモンバランスの変化

こうした変化を感じやすくなります。

脂溶性ビタミンは、実はこれらに深く関わっています。

「ちゃんと食べているのに足りない」

不足しているのは、量ではなく“届け方”かもしれません。

油は全部悪、ではありません。
使い方次第で、体を整える心強い味方になります。

せっかく作るごはん。
せっかく選ぶ野菜。

ちゃんと吸収までさせてあげましょう。

“食べている”から、“届いている”へ。

それだけで、体の反応はきっと変わっていきます。

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