むくみ、気になりませんか?
どうも!30minからだメンテ料理教室 象の台所 代表 岡部ゆうこです。
むくみ以外にも、高血圧なども気になりますよね。
目次
むくみの原因
健康な人の場合、むくみは体内(細胞組織)に水分が停滞している状態です
<一時的なむくみの原因>
- 立ち仕事や座位の仕事など、同じ姿勢でいる時間が長い
- 筋肉が少なく、血液を上手く循環できていない
- 水分と塩分を摂り過ぎている
- 水分不足
- ビタミン、ミネラル、たんぱく質不足
- 飲酒
- 冷えによる血行不良
- 生理前や妊娠中、更年期によるホルモンのバランスの変化
一時的なむくみの代表は、こんな感じが多いですが、慢性的に続く場合は注意が必要!
様々な疾患の可能性もあります。
例えば、心臓や肝臓、腎臓などの疾患。
この後話していきますが、放置しちゃダメなやつですね。
他にも色々あるので、必ず病院へ行ってください。
塩分によるむくみに有効なもの『カリウム』
カリウムは、体液の浸透圧や、酸・塩基平衡を維持する働きなどがあります。
これが出来ないと、体は重篤な状態になっちゃうくらい重要な水溶性のミネラル。
いろんな食材に含まれているので、健康な人が、普通に食べていれば過不足なく摂れていると言われています。
ただね、塩分をどれくらい摂っているかでこのカリウムの持つ力の効力も変わってくる。
ナトリウム/カリウムの摂取比
カリウムは、ナトリウムを排出する働きなどがあります。
でも、そもそも塩分の摂りすぎはだめですよ。
塩分摂ったらカリウム摂ればいいや。はダメ。
この、ナトリウムカリウム摂取比は、摂取塩分量と摂取カリウムの比率によって高血圧になる食事かどうかを判断できます。
まあ一般の人がそんなの計算したりはしないと思うので、知っておいて欲しいことは、以下の内容です。
減塩とカリウム
減塩はやっぱり必要。
世界的にみて日本人は塩分の摂りすぎ。
これは食文化や調味料の影響だったり、外食や中食(テイクアウトなど外で買って家で食べること)、インスタント食品を食べる機会も多いのが原因。
一方、カリウムを多く含む食品が摂れていない。
どんな食品にカリウムが多いかというと、野菜・果物です。
カリウムは水に溶けだす性質があるので、スープなどでも良いですが、スープはどうしても塩分を摂りすぎる傾向もあるので毎食はいらないかな。
塩分は摂るくせに、野菜や果物食べてない人が多いです。
塩分の摂り過ぎはこんな事が起きる
塩分を過剰摂取するとこんな事に体はなります。
- 高血圧
- 腎不全
- 胃がん
高血圧
高血圧になると、心臓に負担がかかる
体内の塩分濃度を中和するために血液の量を増やすので、それだけ心臓はたくさん動かないといけなくなる。
すると、動脈硬化や、心血管疾患、脳血管疾患のリスクが上がります。
しかも、認知症にもなりやすい。
腎不全
腎臓が疲弊
腎臓の機能はいろいろあるけど、そのうちの一つに「塩分の排出」があります。
塩分の摂り過ぎると、腎臓に負担が多くかかり、腎不全に。
最悪、透析です。
人工透析は本当に大変なのでそうならないようにして欲しいです。
胃がん
生活習慣病の引き金
塩分に含まれるナトリウムの蓄積が細胞壁を傷つけ、胃がん等の原因を作ることもあります。
日本人の2人に1人が癌になる時代ですが、癌になるなんて望まないですよね?
むくみの話から始めましたが、塩分の摂り過ぎの怖さが分かったと思います。
野菜や果物を意識的に食べて、減塩を心がけよう!!
*腎臓に疾患のある方はカリウム制限があるので注意。 カリウム摂取ができないのに塩分を摂り過ぎると残っている腎機能に影響があるので減塩しましょう。
動画で見たい方はコチラ
5月のレッスンは「カリウム」がテーマ
『むくみ予防レシピ』です。
ではでは。