【栄養士が解説】夏バテの原因と予防方法

まだまだ暑いこの季節。
暑くて体調が優れない、なんだか食欲がわかない、と感じることはありませんか?
それは「夏バテ」かもしれません。
今回は夏バテについて、栄養士的観点で原因と予防方法を書いていきます。

夏バテの原因

高温多湿な環境

気温や湿度の上昇により、体温調節が難しくなります。
体は過度に熱を生み出し、それを放出しようとするため、体力を消耗します。

水分不足

汗をかく量が増えるため、水分が不足しやすくなります。
脱水症状が現れ、体力や集中力が低下します。

栄養不足

食欲不振や、冷たい食べ物や喉越しの良い食事を好んで食べたくなる夏季は、バランスの取れた食事が摂りづらくなります。
栄養素の不足は体力の低下を招きます。

運動負荷

高温下での運動は通常よりも体力を消耗しやすくなります。
激しい運動や長時間の屋外活動は、体力の低下や熱中症のリスクを増加させます。

睡眠不足

暑さによる快眠の妨げがあり、睡眠不足が続くと体力や免疫力が低下します。

偏った生活のリズム

夏休みやイベントが生活リズムを乱すことがあり、これが体調不良に繋がることがあります。

夏バテの予防方法

適切な水分摂取

水分補給をこまめに行いましょう。
水だけでなく、スポーツドリンクや食品からも水分を摂ることが大切です。
夏の適量はだいたい2Lほどが必要。
屋外で活動する時間が長い方は特に意識しましょう。
ただし、スポーツドリンクは糖分・塩分が多いので飲み過ぎに注意してくださいね。

バランスの取れた食事

栄養豊富な食材や、野菜や果物を多く取り入れることで、栄養不足を防ぎましょう。
「栄養豊富な食材」に関しては長くなるのでコチラを参考にしてください。

適度な休息

睡眠時間を確保し、体を休める時間を大切にしましょう。
何にしても「睡眠と休息」はめちゃくちゃ大切。

涼しい場所での過ごす

高温の外での活動を控え、涼しい場所で過ごすことで体力の消耗を減少させます。
日傘や帽子もマストアイテムですね。
日傘があると無いとでは全然違いますよ。

適度な運動

高温下での激しい運動は控え、適度な運動を心掛けましょう。
屋外で運動するなら太陽が沈んだ夜がオススメです。

規則正しい生活リズム

夏休みやイベントでも、できるだけ生活リズムを乱さないよう心がけましょう。
これは夏バテだけでなく、日々の体調管理にも重要です。

夏バテは適切なケアと予防策を取ることで軽減することができます。
しかし、体調が悪化する場合は専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。
健康な夏を過ごすために、これらのポイントを意識してみてくださいね。

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