ある程度の年齢になってくると、高くなる人が多い「中性脂肪」と「コレステロール」
この2つを含んだ「生活習慣病」は、さらに悪化して動脈硬化となり、毎年多くの方が旅立っています。
動脈硬化の原因はその他にも血圧とかいろいろ絡んできますが、今回は食事でこの2点の数値を下げる方法ついて話していきます。
目次
中性脂肪が高くなる人の特徴
中性脂肪は、主に糖質の摂りすぎ、肥満、お酒を良く飲む生活習慣で高値になる傾向があります。
- 砂糖がたくさん入ったお菓子や飲み物が好き
- 菓子パンを気軽に食べている
- 夜、果物を食べる
- 炭水化物を食べ過ぎる
その外にも - お酒の飲み過ぎ
- 運動不足
- 全体的に食事量が多くて肥満
中性脂肪が高値の人で、こんな感じの習慣に身に覚えがある方、いらっしゃるんじゃないでしょうか。
悪玉(LDL)コレステロールが高くなる人の特徴
コレステロールは、動物性脂質の摂りすぎで高値になる傾向があります。
女性は特に、ホルモンの関係で閉経を迎える年代(もちろん閉経後も)になってくると悪玉コレステロールが高くなります。
- 魚を食べず、肉中心
- 肥満
- 野菜や海藻類を摂取不足による食物繊維不足
- 生クリーム系のケーキとかが好き
カロリーを抑えた食事をしていて体重は肥満でなくても、こういう食習慣の場合も気をつけてください。
中性脂肪とコレステロールは一緒に下げる
どちらも高い場合、一緒に下げる生活習慣や食習慣を行うのがベスト。
例えばコレステロールだけ下げようと思ってもなかなか下がりませんが、以下の生活習慣・食習慣をすると相乗効果が生まれてどちらも数値が下がるということが叶います。
- 野菜を今より多く食べる
- 肉ばかりでなく、魚も食べる
- 脂身の多い肉は極力食べない、もしくは取り除く
- 揚げ物や油をたくさん使った調理のものは時々にする
- 甘い飲み物はやめる
- 菓子パンやケーキ類は特別な日だけにする
- 遅い時間には果物を食べない
- 間食は150kcalまでにする
- お酒は毎日飲まない
- 生活の中で「動く」習慣を取り入れる
- 運動する
- タバコを控える
悪玉コレステロールは普通だけど善玉コレステロールが低いのも問題
悪玉(LDL)コレステロールは正常であっても、善玉(HDL)コレステロールが高い場合も安心できず、脂質異常症から動脈硬化になるリスクが高め。
原因の多くは、運動不足や喫煙です。
善玉コレステロールを下げてしまう原因になるので、ここでもやはり「運動」の大切さを思い知りますね。
お酒について
お酒は糖質が少ないお酒だろうがなんだろうが、アルコール自体がカロリーが高めです。
脂肪肝になりやすいのはこのため。
しかも、アルコールはプリン体の体内合成を促進させます。
プリン体オフタイプは体外からの摂取を抑えますが、体内合成の方が俄然プリン体生成が高いので気になる方は、そういった面でもお酒は控えないと駄目ですね。
ザックリまとめ
ザックリ言うと、和食定食中心の食生活で魚や野菜をこれまで以上に意識するのがやっぱり最強に健康的。
あとは、どれだけこれまで好き放題食べてきた間食やお酒を我慢できるかどうか。
どうしても間食が止められないのであれば、その内容を見直してみてください。
菓子パンやケーキは本当に太るので止めた方が絶対良いですけどね。
果物ならヘルシーなイメージですけど、中性脂肪になりやすいので食べ過ぎと遅い時間に食べるのはNG。
運動習慣をいきなりつけるのは厳しいという方、多いと思いますけど、生活習慣の中で「歩く」「階段を使う」ことくらいは出来るのでは?
膝や腰が痛いなどがある場合はお医者さんと相談しながら行ってくださいね。
頑張りたいあなたを私は全力で応援します。
自分にとって適切な食事の量が分からない。
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メニューが分からない。
栄養バランスってどういうこと?
一気に変えるのは無理だし、ストレス
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