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「飲む前に飲む」が本当に身体にいいの?その前に知っておきたいリスク
こんにちは!
30minからだメンテ料理教室「象の台所」の岡部ゆうこです。
最近、コンビニやドラッグストアで「呑む前に飲む」とか「飲むだけでリセット」とか、手軽に買えて“なんか体に良さそう”なドリンクやサプリ、多いですよね。
でも、それらを口にする前に、ちょっと立ち止まってほしいんです。
実はその「健康食品」が、あなたの健康を害してしまうことがあるって、ご存知でしたか?

飲むだけで健康?の前に考えたい「身体へのリスク」
なんとなく、飲んでいると安心できる「健康食品」。
でもそれ、本当に「安心」なものなんでしょうか?
私が気になっているのは、
- 飲むだけで脂肪燃焼!
- 呑む前に飲めばOK!
- お酒を飲む人にぴったり!
といったキャッチーな商品。どれも「身体に優しそう」「自然由来っぽい」というイメージがつきやすいですが、中身をよく見てみると、ハーブの抽出エキスや○○濃縮成分などが使われていて、肝臓に負担をかける可能性があるんです。
実際にあった健康被害の例
「え?そんな大げさな…」と思われるかもしれませんが、実際に、日本でもこうした健康食品やサプリが原因で薬物性肝障害を起こした方がたくさんいます。
国立健康・栄養研究所の調査では、
- サプリメントや漢方薬
- ハーブティーや健康茶
- 自然由来の植物成分
といったものを日常的に取り入れていた方の中に、肝臓の数値が急激に悪化した例や、多臓器不全にまで進んでしまった重篤なケースも報告されています。
もちろん、すべての人がそうなるわけではありません。
でも、身体に合わなかったり、体調や持病、薬との飲み合わせによっては、命にかかわるほどの健康被害が出ることもあるんです。
「自然由来」「濃縮」に潜む思わぬ落とし穴
「自然のものだから安心」って、なんとなく思ってしまいませんか?
でも、たとえばハーブや漢方も、濃縮された状態で摂ると薬に近い作用を持ちます。
身体って、自然のままを少しずつ受け取るのは得意ですが、ギュッと凝縮されたエキスをいきなりドーンと摂ると、びっくりしてしまうんですね。
特に肝臓は、体内の解毒工場として働いてくれています。
その肝臓が処理しきれない成分が入ってくると、負担がどんどん積み重なっていきます。
最初はなんとなくの不調でも、
- だるさが取れない
- 目の黄ばみ
- 食欲不振
- 肌のかゆみ
といった症状が出始めることも。「なんか体調悪いな」と感じたときは、健康食品のことを一度疑ってみるのも大事なんです。

健康になりたいなら、まず「ごはん」
どんな健康法を試しても、どんなサプリを買っても、
最後はやっぱり「ちゃんとしたごはん」に行きつきます。
もちろん、疲れが溜まっていたり、栄養の偏りを感じたときに、
一時的にサプリや健康食品を取り入れるのは悪いことではありません。
でも、それが習慣になってしまうと、
本来の健康とは逆方向に進んでしまう可能性もあるということを、忘れないでいてください。
あなたの体は、添加物でも濃縮でもない、ふつうのごはんをいちばん喜ぶんです。
白いごはんと、野菜の味噌汁と、魚や肉のおかず。
そういう、なんてことのない食事が、じつは最高のからだメンテだったりします。
信頼できる情報で「見直す力」をつける
ネットにはたくさんの健康情報がありますが、中には広告主の意向が強いものや、誇張された情報も少なくありません。
だからこそ、信頼できる機関の情報をぜひ一度読んでみてください。これから健康食品を選ぶときの目も、きっと変わってくるはずです。
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「からだメンテ」は、今日のごはんから始まります
健康を願う気持ちって、本当にすてきです。
でも、知らないうちに体を追い込んでしまっているとしたら、それは悲しいですよね。
「ちゃんとしたごはんってなんだろう?」
「忙しくても、できることあるかな?」
そんなふうに思った方は、ぜひ一度、象の台所の教室をのぞいてみてください。
効率時短で身体がほっとする料理があなたの毎日がもっと元気になるお手伝いをしています。