「動いてないのに疲れる…」が楽になる食事と考え方

どうも!30minからだメンテ料理教室「象の台所」代表の岡部ゆうこです。

最近、「別に何もしてないのに疲れたなぁ…」と感じること、ありませんか?
とくに9月〜10月って、夏の疲れがドッと出る時期なんですよね。

体の疲れには「寝る・食べる」が基本。
それは、もう何となく分かってると思います。

でも、それだけじゃどうにもならない疲れ…
それ、もしかすると「心の疲れ(精神的疲労)」かもしれません。

動いてないのに、なんだかしんどい…その疲れ、心の疲労かもしれません

しっかり寝ても、なんだか気分がスッキリしない。
身体の疲れが抜けないどころか、イライラしやすくなっている気がする。

それって、実は「脳」が疲れているサインかもしれません。
いわゆる精神的疲労という状態です。

例えばこんなこと、心当たりありませんか?

  • 家族にちょっとしたことでイラッとしてしまった
  • 予定をこなすだけで精一杯で、やる気が出ない
  • なんとなく不安で、落ち着かない

これ、すべて精神的な疲れからくるものなんです。

しかも、この疲れはアルコールや甘いお菓子で一時的にごまかすこともできますが、根本的な解消にはなりません。
だからこそ、意識的に「脳」を休めたり、「食事」や「運動」で整えることが大切なんです。

がんばり屋さんほど要注意!脳の疲れが引き起こすサインとは?

実は、精神的疲労が強くなる人には、ある共通点があります。
それは——まじめで、がんばり屋さんであること。

  • 苦手なことにも全力投球
  • 人間関係で気を遣いすぎる
  • 自分より他人を優先してしまう
  • どんなことも“ちゃんと”やらなきゃと思っている

こういったタイプの方は、知らず知らずのうちに自分を追い込んでしまい、心が先に疲れてしまうんです。

その状態が続くと、やがて「自律神経の乱れ」や「慢性的な不調」につながってしまうことも。
真面目な人ほど、心のSOSを無視してがんばり続けてしまうからこそ、意識してブレーキをかける必要があります。

食事でサポートする“脳のケア”と、がんばりすぎない思考のコツ

象の台所の9月のレッスンでは、「食べ物のエネルギーを最大限に体へ取り込む食べ合わせ」をテーマにお伝えしました。
ここにはちゃんとした栄養学的根拠があります。

でもそれだけじゃないんです。
料理って、実は心のケアにもなるって知っていましたか?

香り、彩り、噛む音、口に入れたときの温度。
五感を刺激することで、脳の緊張がゆるんでいきます。
それが自律神経を整え、メンタルの安定にもつながっていくんです。

さらに、脳のエネルギー源である「ブドウ糖」や、リラックスを促す「ビタミンB群」「トリプトファン」などを意識的に取り入れると、より一層のサポートができます。

とはいえ、食べ物だけではなく考え方を少し変えてみることも大切。

がんばることが美徳と思っていると、ついつい全力投球してしまいますが、
「ここは手を抜こう」と割り切るのも、心を守る立派な方法。

  • 家事は8割できたらOK!
  • 今日は冷凍食品に頼ってもいい
  • SNSはちょっとお休みしよう

そんな小さな“手抜き”が、結果的に心と体をリセットするきっかけになります。

自分をいたわる「食と時間」を持ってみませんか?

すべてを完璧にこなさなくても、人生は回っていきます。
むしろ、がんばりすぎない工夫を持っている人の方が、うまくいっていることも多いんです。

料理は、その第一歩にぴったりの手段。
「ちゃんと食べる」ことは、自分を大切にする最初の習慣になります。

象の台所では、そんな“からだメンテ”の視点から、レッスンを行っています。
ただ作るだけじゃなく、今のあなたの心と体に必要な食事を知り、取り入れるための時間です。

もし今、なんだかモヤモヤする、疲れが取れないと感じているなら——
一度、私と一緒に「がんばらない食事」をしてみませんか?

あなたの“心の栄養”になる時間、ここにあります。

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