中性脂肪値と悪玉コレステロール値を下げる方法はコレ!

血液検査をはじめ、健康診断受けてます?
血液検査で必ず受ける検査項目の一部に

  • 中性脂肪(TG)
  • LDLコレステロール(LDL-C)
  • HDLコレステロール(HDL-C )

上記3つが必ずあると思います。
今日はこれらの解説をしていこうと思います。

ちなみに、なぜこの数値が高いとなぜダメなのかというと、心筋梗塞や脳梗塞などの元凶「動脈硬化」のリスクがめちゃくちゃ高いためです。

なんせ、日本人の死因のワースト3に入る疾患で、日本人の5人に1人はこれで他界していますから 涙

中性脂肪(TG)

中性脂肪とは、使われなかった糖質を脂肪として蓄えているもの。
いわば、エネルギーの貯蔵庫ですね。
中性脂肪は肝臓や皮下、血中に蓄えられていて体が飢餓状態になった時に助けてくれます。

飢餓状態になってしまう原因は、極端なダイエット、ガッツリ運動をしまくっている人、肝臓や甲状腺に疾患がある場合に中性脂肪が低値になる可能性があります。

数値が高いと動脈硬化の危険因子になりますが、低くてもダメです。

ダイエットをしていて疲れやすかったり、休んでもなんかダルいなぁ?
って事ありません?

それ、中性脂肪が少なすぎて起こる低栄養状態かも。
低栄養だと免疫力も下がり、いろんな病気になりやすい状態になるので極端で過度なダイエットはしない方が良いですよ。

中性脂肪を減らす方法

  • 炭水化物を食べすぎない
  • 果物を食べすぎない
  • 脂質を摂りすぎない

炭水化物は余ると中性脂肪として蓄えられてしまうんですけど、かと言って、あまり食べずにその空腹感を補うために肉を食べ過ぎると脂質を摂り過ぎてしまうと今度は脂質の摂り過ぎとなるので、1食130gくらいのご飯(軽く1膳)は食べてください。(成人女性)

ちなみに糖尿病のある人でも、「その方の状態とって必要なエネルギー量」に対して50%の炭水化物エネルギー量は必要です。

果物に含まれている「果糖」は中性脂肪に変わりやすいので、果物を食べるなら夕方までに「片手のこぶし1個分以内」(100~200g)を目安に食べてください。

果物にはビタミンCが豊富なので、美肌へと導いてくれますよ。

HDLコレステロール(HDL-C )

HDLというのは、善玉コレステロールのことです。
血管内で増えすぎたコレステロールを回収したり、血管壁こびりついたコレステロールを取り除いてくれます。
回収されたコレステロールは肝臓へと運ばれます。
中性脂肪も関わりますが、運ばれたコレステロールが肝臓へ蓄積され過ぎると「脂肪肝」の原因になりますが、善玉コレステロールは動脈硬化を抑制する働きがあります。

LDLコレステロール(LDL-C)

LDLというのは、悪玉コレステロールのことです。
血管壁に入り込み、動脈硬化の原因になる主犯なのでこの数値が高すぎるとマズイです。


ということで、LDLを減らしてHDLコレステロールを増やす方法は以下です。
これは中性脂肪を減らすことにも繋がります。

LDLを減らしてHDLコレステロールを増やす方法

  • 肥満の解消
  • 青魚を食べる
  • 動物性脂肪の多い食品(肉類、乳製品など)を減らす
  • 野菜をたくさん食べる

LDLコレステロールを減らしてHDLコレステロールを増やすには、日々の食事を見直すことが重要です。

豆腐・納豆などに含まれる大豆たんぱくは、コレステロールの吸収を抑える働きがあります。
オレイン酸が豊富なオリーブ油、あじ・さんまなど青背の魚に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)は、HDLコレステロールを下げずにLDLコレステロールを減らす働きがあります。

生活習慣においては、運動不足や喫煙が善玉コレステロールを下げてしまう原因と考えられています。
あとはやはり、お酒の飲み過ぎはNGですね。

まとめ

コレステロールは体内でも作られてしまうものなので、下げるのはなかなか大変ではあります。
だけど、やはり日頃の食事内容や肥満の解消、運動や喫煙・飲酒などご自身が改善することで動脈硬化はかなり防げるものなので、この病気は「あなた次第」です。

特にこれといった症状がないのに是正しないといけないのは、大変だし甘えが出ると思います。
でもね、ある日突然血管が破裂したり詰まって心臓や脳が壊死したりするんです。
「ある日突然」です。
今このタイミングでかよ!?っていう時に倒れてしまったら、。

自分は大丈夫、ならない。

そう思っていませんか?
だけど5人に1人はこの病気で亡くなっています。
これを期に、頑張ってみませんか?

私もサポートします(^^)

ではでは。





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